WEB関連会社「Q」に勤務しているナカムラユミコです。
この会社で働きはじめて4年目、今では一応プロジェクト・マネージャーですが、
社員の数は社長も含めて10人というとっても小さな会社なので
プロジェクト・マネージャーとは名ばかりで、そんなたいしたものではないのです。
某大手広告会社を定年退職して「Q」に再就職したオオガワラさんによれば
「ここでの1年は大企業の5年分ぐらいに相当する」ってことなのですが、
なるほどそうかもしれないなって思いますね。
小さい会社だからなんでも一人でしなくてはいけないことも多いですし、
新卒でいきなりソレも任せる?という驚きの連続。
研修なんてものもほとんどなくて OJTが基本。
要はぶっつけ本番ってことですね。
まさにドッグ・イヤーになってしまうのも仕方ないことなのかもしれません。
でも、頭に来るのは久しぶりに私の顔を見るたびに「アンタ、また老けたね」とのたまう母。
彼女は故郷・山梨で美容院を経営しているだけあって、何歳になってもハデです。
しかも小泉今日子似の童顔。年も一緒ですしね。
いわば美魔女の走りみたいなオバちゃんなんですが、
彼女、どうしても私に美容院の跡を継がせたかったみたい。
高校も山梨有数の進学校に進んだので、
当然、大学に行かせてもらえると信じて疑わなかった私は
「アンタ、高校したら美容学校に進むに決まってるでしょう!」と、
いきなりいいだした母とは大バトルでしたね。
結局、美容師になるかどうかはわからないけど、
美容院の経理を手伝いたいから経営学を勉強したいとかなんとか言っていたら、
後から父が味方して
「どうせこのあたりは過疎化で人がいなくなるから、教養を付けておいた方がいい」
と母に言ってくれました。
確かにうちの周りはド田舎。
私が母くらいの歳になった時、どれくらいの人が美容院に来てくれるか分かりません。
そうなった時、美容院を続けていくのか…と母も考えたようで、ようやく進学を許してくれました。
張り切った私は必死に受験勉強して、無事慶応大学に合格!
ずっと憧れていた大学だったので、とても嬉しかったことを覚えています。
もし、どこの大学にも合格しなかったら
強制的に美容師学校に行かされることになっていましたから、私としては一安心です。
住むところや初めての一人暮らしが心配だったのですが、
幸い食事付き、管理人付きの寮があったので全然問題なかったです。
慶應義塾大学(日吉キャンパス)生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム
結構いい建物なんですよ。
大学はドラッガー専門の教授がいたり、
マーケティングとか楽しいコマもあったけど、
だんだん勉学への興味を失った4年間でした。
というのも、生徒は附屬高校からの持ち上がりが多くて、
地方の進学校とは真逆の雰囲気だったからです。
一言でいうとチャラい?お金持ちも多かったですしね。
よく話してた寮の管理人さんは唯一心配してくれていたんですが、
遊び回っている周囲につられて、勉学に打ち込んだりせず
なんとなくで大学を卒業してしまいました。
ろくな就活をしなかったにもかかわらず「Q」に就職できたのはラッキーでした。
「Q」は規模こそ小さいけれどブラックではありません。
ジェイムズ・アベグレンいうところの日本的経営ど真ん中な会社ではありますが。
家族主義的な経営もいいと思いますね、私は。むしろマズロー黙っとけって思うぐらいですよ。