昔から母に言われ続けていたこと
「年をとっても若いお母さんでいたいわ」
この言葉は、私が社会人になる前、実家で生活していた時に母がよく言っていた口癖です。
美容に強い関心を示していた母は、私に、ことあるごとに美容師になってほしいという話をしていたのを覚えています。
ただ口で言うだけでなく、母は内側からも綺麗になって欲しい気持ちから毎日の食生活に良いとされる食品は、積極的に取り入れていたし、今も美容クリニックに通うなど、美容意識はとても強いです。
そんな母は、親なりにその魅力を私に伝えたかったんだなと今振り返って思っています。
母の気持ちはとても嬉しかったのですが、どちらかというと私には、母の期待に応えられる自信はありませんでした。
たしかに美容に関する知識が身につけば、母の言っていたように、年をとっても若々しくなれるかもしれないし、「美容師なんてきらい!」なんて気持ちもなかったけれど、ただ、私は言われたことをそのまま受けとめる器はありませんでした。
Web業界で働く私を母はどう思っているのか
今の私はIT関係のお仕事に携わっていて、忙しいながらも新しい発見の毎日に充実した生活を送っています。
それでも、やっぱり気にしちゃうんですよね、母の想いが。母の気持ちが仕事をしている最中に頭をよぎって集中できない時間が度々あったし、実際に今の私を母はどう思っているだろうって家に帰ってもすごく考えていました。
だから、母と久しぶりに話そうと思って、週末に実家に帰ることにしました。毎日の生活で他愛のない話題から最近一緒にいったディズニーランドの思い出なんかも話しつつ、実家へきた目的の話を振ってみることに。
尊敬している親に変な話をぶつけちゃう私ってなんか悪い人みたいだなと内心思いながら、言葉もたどたどしく、今の業界で働く私をどう思っているかを聞いてみることにしました。
私のことをどう思っているかを聞いた母の反応は、意外にもあごに手をあてて考えている様子でした。
「ユミコの今ねぇ…」と1人ごとを口にしながら、しばらくの間考えていました。私も母の様子をみて、悪いこと言っちゃったかも!私のばか!と自分を責めながら、それでも整理をしたい気持ちはありましたよ。
今後のこと
母に今の私の仕事を聞いてから、母がずっと黙ってしまったので、母が注いでくれたコーヒーをグッと飲んじゃいました。
しばらくして母は、私をみて、クスっと笑ってから、「ユミコは私の言っていたことが気になっていたんだね」と話し始めました。それから、今の仕事にことは知らないけれど、もし他の職場にいくなら、美容関係の仕事を考えてもいいんじゃない?と答えてくれました。
話の後で「ユミコの人生なのだから」と付け加えた母。なんだろ…純粋に嬉しかったよ。自分の願いはあるけれど、それは私をサポートしているだけと知って、今まで抱えていた気持ちがスッとどこかへ飛んじゃった。
やっぱり母は私のかけがえのない存在。今でも大好きだよ!